ここのところ自虐的ブログが多くなってしまったので、少し真面目にバンドスキルについて語ってみたい。なんか偉そうでご批判を受けそうですが・・・・。
ところで、アマチュアバンド三悪をご存知だろうか?
『チューニングが悪い』『リズムが悪い』『バランスが悪い』というものです。
この三悪の内、チューニング以外はPA・録音での音量テクニックで多少なりともマシに聞こえてきます。
リズムに関しては、ドラムスのキックとベースを目立たせるとビートがはっきりとしてきます。同様に、低音は高音をマスキングするのでヘタな(ウルサイ)楽器音を隠してバランス改善にも寄与します。
勿論、生音のデカイ楽器は音量は下げますが、それによってライブでのCD/DVD音源では悲しい現象が生じる事もあります。
ライブハウスによっては、会場用のPAバランスで録音している所が少なくありません。つまり、生音のデカイ楽器音は録音では小さくなってしまいます。
ちゃんと録音用のミックスバランスで録ってくれるところもありますが、エンジニアの作業負担が大きくなるのでまだまだ少ないのが現状です。
そんなんで会場内でのワンポイント録音のほうが良い時も。(裏話なのでその筋の方に怒られそう)
エンジニアにとっても、この三悪を解決出来ているバンドは表現し易いんです。更に上手く聞こえる様にと自然と手が出ます。ということで、生音が美しいバンドは更に美しく、そうでないバンドはそれなりに・・・まるで写真と一緒です!
頑張れアマチュアバンド!! 君達の将来は三悪の解消にかかっているぞ~??!!
おまけ
これらについては、楽曲の良さ以前のバンドの最低限のスキルということで誤解の無いように。
またしてもジジィの説教になってしまった・・・・。
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