子供の頃、六歳年上の従兄弟がテープレコーダーで我が家の声を録音してくれた事があった。
両親や弟の声は確かにその通り聞こえるのだが、一人だけ変な声の奴が混じっている。そう、自分の声だ! 初めて聞く自分の声に『これは俺じゃない!!』とショックを受けたのを覚えている。
先日、久々にSmoky Bassが所属するバンドの練習を簡易録音した。
演奏している最中は何とかなるかなと思っていたのだが、再生音を聞いて愕然となる。『これは俺の演奏じゃない!!』と思いつつも真実の厳しさに・・・・・木っ端微塵
商売柄、他人のバンドの録音の際には、やれリズムがどうしたチューニングがどうした等と偉そうな事を言っておきながら、穴があったら入りたい心境だ。
とりあえず個人練習に精を出さなくては、と反省しきり。
再生音を聞いてふと気付いたのだが、北海道を離れて25年、自分ではすっかり標準語を話しているつもりだったが、いつのまにやら北海道弁のイントネーションに戻りつつある。
な~んもいいべさ。
そったら事ばっかし言ってたらあずましくないべや。
まあ、ええんでないかい。
と、自分に甘い言葉が出てはダメですな。
したっけ!!
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GOTO (日曜日, 01 7月 2012 19:12)
そうそう、初めて自分の声を聞いた時のあのショックは忘れられませんよね。