知らない間に、他人からは我楽多?と呼ばれるどうしようもない物が貯まるようです。
今回は、そんな我楽多から蘇った楽器のお話し。
昔、昔、40年近く前。必死でバイトしてフェンダーPrecision Bassを手に入れた。
3年ほど弾きまくったが、どうしてもJazz Bassの2ピックアップ特有の芯の有る音が欲しいのと、
手の小さな私には丸太棒の様なネックは辛く、そこから私の改造ベース遍歴が始まった。
当時、今は亡き某リペアーマンに私の手にフィットする様ネックを削ってもらい、ESP製のJazz Bassボディに載せ替えた。
その後、ピックアップ等の交換を執拗?に繰り返し、以前紹介した様な代物となり今日まで愛用することに。
先日、前職時代、帰省した際の練習用にと某リサイクルショップで買ったジャンク品のPrecision Bassに目が行った。
メーカー名も不明な音が出ない本物の我楽多だが、何故かボディに惹かれた。これはイイ音がするかも??
直感を信じ、早速ネックを載せ替え、ピックアップもフェンダー製のオリジナルを装填。
ワクワクドキドキしながら音を出すと・・・・
おおっ! あの頃のプレベの音だ~! 懐かしい、感激だ!!
その上、改造ベースに有った音が伸びないデッドポイントが不思議な事に無い!
歳と共に弾き方も変わり、今頃になってプレべの良さを再発見。
30数年経ってあのネックもロゴ通りのボディに戻って、なんか儲けた気分です。
えっ、以前の改造ベースのボディはどうなったかって?
ピックアップは、これまたもう一本あるオリジナルベースに移植。ボディは、とある方に差し上げました。
ただ、私の寿命が尽きる迄に、マトモな新品?も一本は欲しいな、と考える今日この頃でもありましたとさ。
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