いやはや、デモは難しいもんです。

  コーナー奥に置いてあるのがその製品
  コーナー奥に置いてあるのがその製品

先日、久々に某音響メーカー製品のデモ依頼が入った。

 

 デモした製品は、病院や薬局・銀行や役所等の窓口での会話を、他の人に聞かれないようにする小さな音の出る箱。


 原理は簡単、テレビを観ている時にそばで掃除機が走り回ったらテレビの音がよく聞こえない。まさしくこれ。
ただ、掃除機の雑音(ノイズ)がやかましかったら怒鳴りたくなる。

 

 そんなんで、この製品はノイズの音量で会話を聞かれないようにするのではなく、大勢の人がゴニョゴニョ話している音や、自然界の色々な音が入っているノイズ(マスキングノイズと言うそうな)が使われていて、会話の内容を意味不明にする事によってプライバシーを保つというもの、そして掃除機の様にやかましくない。

 

 でも、全てが万能とはいかず、声の大きい方や聞かれたくない方との距離が近いと効果は薄くなる。
やはり、ヤバイ会話?!は話手自身が意識しないと難しいもんだ。

 

人間は周囲がやかましいと会話の声が大きくなるらしい。
人間は静かな場所では、ひそひそ声が気になりダンボの耳状態になるらしい。
それと、人間はどんなにやかましい場所でも、気になる人の会話は聞き取る事が出来るらしい。

いやはや、会話のプライバシーを保つとは難しいもんです。

 

 えっ、効果を納得させるデモ方法はあるのかって?
そりゃあ、多少なりともありますよ。
ず~っと、この製品を作動させておき、急にオフにする方が分かり易いんです。
何故かって? そりゃあ人間、贅沢暮らしに慣れると貧乏暮らしには戻れないものです。

 

やばっ、ネタを大声でばらしてしまった!! ノイズマスキングをしなくては・・・・

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